First Impressions of Earth

野鳥と空の色

宇宙を体験した人たちの証言

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宇宙空間でのパラダイムシフト
『概観効果(Overview Effect)』を体験した7人の証言。
 
  1. エドガー・ミッチェル
  2. トマス・ジョーンズ  
  3. リチャード・ギャリオット 
  4. ドン・L・リンド   
  5. エドワード・ギブソン 
  6. アニューシャ・アンサリ 
  7. オレグ・マカロフ
 
 
(アポロ14号乗組員、月を歩いた6番目の人類) 
宇宙というものの性質は
これまで私が教えられてきたようなものではない、という驚くべき発見があった。
私は様々な繋がりを見ただけでなく、それを感じた。
宇宙に拡がっていく身体的、精神的な驚異や知覚に圧倒された。
私はこれが私の脳の生物学的反応であることに気づいた。
それは私が見た素晴らしい過程を再編成し、その情報に意味を与えようとしていた。
 
彼は晩年、
『コンタクトしてきた地球外生物や未確認飛行物体の情報を、政府やNASAは隠蔽している』
と謎の発言をしている。
 
 
2. トマス・ジョーンズ 
(4度宇宙へ行ったパイロット)
私の4度のスペースシャトルフライトで、私は常に新しい感覚と知覚の雪崩を感じるため苦労した。
 
 
 
(民間人宇宙旅行者、ゲームクリエイター、父は宇宙飛行士) 
それはまるで情報という大量の水を消火ホースから飲むみたいな感じだった
と言って分かってもらえるかな...?
概観効果(Overview Effect) について聞いたことはあったけど。
これまで私は地球でいろいろな極端な経験をしてきたんだよ。
スカイダイビング、登山、あのタイタニックや南極を訪れたこともある... 
だから私はそれがそこまで大きな影響を自分に与えるとは思っていなかったよ
宇宙を体験するまではね...
宇宙空間に入って行ったとき、私の人生は変わった
 
 
4.  ドン・L・リンド
(STS-51-Bミッションスペシャリスト)
知的には、私は何を期待すべきか知っていた。
私はおそらく他の人々と同じくらい多く宇宙からの写真を見ていたので
自分が見たいものを正確に知っていた。
しかし、感情的な衝撃を準備することなどできない...
宇宙体験は、私の目に涙をもたらした。
 
 
5.  エドワード・ギブソン
(Skylab4サイエンスパイロット)
宇宙では、自分の人生や心配ごとが、他のものと比較してどれだけ小さなものかを見ることになる。
その結果、これまでの人生を振り返り、心に内なる平和(inner peace)をもつことが
できるようになる。
 
 

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 写真は国際宇宙ステーション(ISSから見る地球の姿。(Sep. 28, 2018) 
 
 
6. アニューシャ・アンサリ
(女性初の民間人宇宙旅行者、資産家、実業家)
実際の宇宙での経験は、すべての期待を超えるの。言葉にするのは難しい。
何ていうか... 
すべての物事が管理しやすいと思えるサイズにまで縮小できる、みたいな感じかしら。
大きくて不可能なものたちに思えるかもしれないけど。
私たちは地球上の平和を実現できる。
人々にそんなエネルギーを与えるようなパワーを体験したの。
 
 
7. オレグ・マカロフ 
(宇宙で20日を過ごしたパイロット、ソ連のエンジニア) 
この予期せぬ光景、地球上で体験したものとの非互換性は
深い、感情的な反応を誘発する。
突然、これまでに味わったことのないような気持ちになったよ...
地球に住んでいたときには体験したことのないような感じ。
 
 
 
原文はこちらで読めます

https://overviewinstitute.org/

 

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 写真は国際宇宙ステーション(ISSから見る地球の姿。(Sep. 28, 2018)