宇宙空間でのパラダイムシフト 概観効果(Overview Effect)
宇宙飛行士は宇宙に行き、何を見て、どう感じるのだろうか?
まるで、何もない空間に吊るされているように見える地球。
彼らは、その地球を見て、予期せぬ感情反応、知覚、視点を味わうという。
いわゆる パラダイムシフト(Paradigm Shift)
意味は
“ 時代や社会の中で当然とみなされている価値観や認識、思想等が劇的に変わること ”
2018年現在までに宇宙に行った人間は600人未満。
今後、一般人が宇宙旅行できる時代がやって来る。
より多くの人間が宇宙へ行き『概観効果(Overview Effect)』を体験できる時代がきたら
地球にどんな変化があるだろう?
環境、政治、人道問題、資源、エネルギー問題はどうなっていくだろうか。
宇宙を体験することが
地球というオアシスの美しさや、脆弱性、すべての繋がりに気づくきっかけになり
私たちが暮らす地域の自然や、人類の精神、社会的影響にプラスな方向へ作用したら良いと思う。
次回『概観効果(Overview Effect)』を体験した宇宙飛行士たちの名言等を紹介します。
概観効果(Overview Effect)と ブレイクオフ効果(Break-off Effect )についての過去記事はこちら。
写真はすべて ISS から見る地球の姿。(Aug. 27, 2018)