(写真は我が家のねこ、オセロット )
メインクーンとアメリカンショートヘアのmixed 女の子です
ねこの専門医、石田卓夫先生の
『ねこと しあわせ上手 に暮らす本』
獣医師の立場からのアドバイス、ねこを心から愛し
先生ご自身も長く家族としていっしょに暮らしてきた中での
経験が書かれています。
先生は、とても言葉を選んでいて
心情的にケモノという字は使いたくないと、「猫」ではなく「ねこ」。
また、「~匹」ではなく、あえて「~頭」という言葉をつかっていたり
畜生の畜、餌、飼うという言葉も極力避ける、そんな方針で執筆されています。
動物に対する、こまやかな愛情のこもった本で私の愛読書です。
先生がカリフォルニア大学に留学して学んだこと
欧米の動物に対する概念
「ヒューマン・アニマル・ボンド」Human Animal Bond(人と動物との絆)
についても教えてくれています。
行政の問題として取り上げ、小学校教育から教える欧米と
未だに野良猫の多い日本。
この本に書いてあることを、ほんのちょっと紹介します!
家にねこがいることは、家の中にサファリがあるのと同じです。
狩猟本能にすぐれた動物と同居しているのです。
お気に入りのキャットタワーの上
人間と共に暮らす動物は、ただ可愛がるだけの「ペット」から
「コンパニオンアニマル」という
人間のよき仲間、家族、パートナーとしての位置づけに
変わってきています。
リラックスすると お腹を出して寝ちゃいます
これまで「ペット」は「愛玩動物」と呼ばれてきたように
愛情を注ぐ対象であり
人間からの一方通行の働きかけをする存在だと考えられてきました。
しかし今では、欧米を中心に
獣医学、精神医学、臨床心理学、動物行動学等が
各領域の垣根を取り払い研究した結果
人間と動物の触れ合いは
人間が動物を支配する、という主従の関係ではなく
お互いに支え合い、助け合う
対等な関係であるという認識が深まってきています。
これはブレイクダンスでヘッドスピンをしてる 我が家のオセロットちゃん
.......ではなく、ただ寝てるだけです