Magenta Pink の小鳥

First Impressions of Earth

星の王子さま を読みました

 

 

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今日もあいかわらず外は嵐で、自室で読書するのがいちばんの癒し。

この世界線の私は忍耐を学ぶらしい。

 

サン=テグジュペリの『星の王子さま

子供の頃に読んだことがあったけど。

 

今あらためて読んでみると。

そのときは全然分からなかったこと、新鮮な衝撃で。

なんか泣いちゃった。

 

私は小学生の頃にこの本と出会ったけど。

難解すぎた。

今になって、やっとこの本が理解できたみたいな。

児童文学だと思ってたけど

フランス的恋愛論の本ですね。

   

いちばん大切なことは、目に見えない」 

きみが時間をかけたからこそ、その薔薇は大切なんだよ

 

たくさんの素敵な名言に溢れている。

  

本の中、私の心に深く響いた言葉。 

 

王子がキツネに「こんにちは、きみは誰?かわいいね

と声をかけて

 

こっちに来て一緒に遊んでよ、僕とっても悲しいんだ」と言うの。

 

するとキツネは

うーん、きみとは遊べないなぁ。だってわたし、まだきみには

なついてないから」と言う。

 

そのシーンがすごく好き!w

 

王子は「僕は友達がほしいんだ。なつくって、どういう意味?」と聞く。

   

するとキツネは

それはね、絆をつくるってことだよ。

 

今のきみはわたしにとって、

世界中にたくさんいる少年のうちの、ただ一人に過ぎない。

わたしもきみにとって、たくさんいるキツネのうちの一匹に過ぎない。

 

だけど、もしわたしときみが仲良くなったら

二人はお互いに必要としあうの。きみはわたしにとって世界で唯一の

存在になるんだよ

 

これって.... 本当に私もそう思う!

 

なぜ「彼」なのか?

世界には他にもたくさんの人がいるのに。

どうやって、あの人は

自分にとって大切な存在になったのかな。

 

いつから友人になって

大好きな人になったのだろう? とか考えちゃう。

 

本当に、人生って不思議だよね。

 

   

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版

 

 

キツネが王子に言った言葉

 

もしわたしがきみと仲良しになったら、

わたしの生活はパッとお月様が当たったみたいになると思うよ。

 

きみの足音が聞こえたら、

まるで音楽に誘われたみたいに、巣穴から出て行く。

 

小麦が金色に実るたびに、きみの金色の髪を思い出す。

 

小麦畑を渡る風の音だって、きっと好きになるの

 

この場面も可愛くてすごく好きだな。

  

物語の中、大切な薔薇への自信を失って悩む王子の姿。

男性って、こんな気持ちなんだ!

って私ようやく分かった気がする。

 

子供の頃から今まで、自分の周囲の男性を見てて

私、ずーっと思ってたことがある。

 

友達になりたかったのに、

なぜか男の子はいつも競争したがるんだ。

そして煮詰まると全部壊しちゃう。

 

男の子のリーダーシップと決断力に憧れる。

いつもなんでも知ってるみたいな言い方で

威張ってかっこつけてる。

俺が教えてあげるから言う通りにしろ。

俺はお前より優秀で強いんだ、って態度なのに。

 

本当は繊細でやさしく傷つきやすい。そんな一面があったんだね。

  

女の子は友人に愚痴を聞いてもらったり、元カレの悪口も言えるし、

ダメな自分を笑えるけど。

男の子はそうじゃなかったんだね。

 

疲れちゃったときは強がらないで

私の小さい肩に寄りかかって、頼ってくれてもよかったのに。

まあ頼りない私だけど。

 

勇気出して気持ちを話してくれて、お互い大切な存在になったのに。

独りで不安になって逃げて落ち込まなくてもいいよ。 

いつも信じてるし尊敬してるから大丈夫。

私もずっと大好きだよって

あのとき伝えてたら....   

 

二人の心の距離が遠くなってしまったとしても

一緒にすごした短い時間は、無駄ではなかった。

   

 

サン=テグジュペリの『星の王子さま』 

心をかけた分だけ、特別な存在になることを教えてくれる。

  

またあらためて読んでみると、新しい発見があるかもしれない。

 

 

  

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)