Magenta Pink の小鳥

First Impressions of Earth

ちょっとだけこわい話!

 

 

小さな頃の夏祭りの思い出。

 

かわいい浴衣を着せてもらうのがうれしくて、ワクワクした。

 

家の近くから笛や太鼓のお囃子が聞こえてきて。

私は早く出掛けたい!

 

着付けをしてもらって、走って出て行こうとすると

 

曾祖母が「ちょっと待って」と言って、子どもの私に

綺麗な赤いリップを塗ってくれた。

 

鏡を見ると、ちょっと大人になったみたいで

ドキドキした。 

同じクラスの子に見られたら、メイクしてるの

びっくりするかな? とか。

 

あの頃、楽しかったな。

 

  

 

曾祖母はいつも私のことかわいがってくれたけど 

 

ときどき、こわい話というか

不思議な話をしてくる人だった。

 

 

ある日のこと。

 

夕暮れに神社に行ってはだめ。 天狗さらいにあうわよ。

あの木の上の方の枝に天狗がいるのを見たよ」とか言う。

 

 

「それ何?」と聞くと

 

無言のまま、ちょっとだけ笑みをうかべて。

 

 

私その UMA異世界にさらわれるかも。

 

暫く神社に行くのが本気で怖かった。

 

 

本当に天狗がいたのか、

もう暗くなるから

私に出歩いてほしくなかっただけなのか。

 

曾祖母はもう天国にいるので、分からない...

 

 

 

 

てか、天狗 って何かな??