カブリエル白書
夏の王者と呼ばれるカブトムシの寿命は、約1年。
一生のほとんどを幼虫で過ごし、成虫として生きるのは夏の間約2か月だけ。
成虫の姿で冬を越すことはできないそうです。
ところで『カブリエル白書』 という歌を聴いたことありますか?
とても良い歌なんです。
どのような歌か解説します。
歌っているのは白石蔵ノ介。
"カブリエル" と名付けたペットのカブトムシを
大切に飼育している白石が歌う、この『カブリエル白書』は
カブリエルへの思いが表現された楽曲です。
あるとき白石は、妹の友香里から「カブリエルは越冬できない」と
教えられ、非常にショックを受けます。
小さな生き物であるカブトムシのカブリエルは
いつしか白石の心のなかでとても大きな存在となっていた。
どうにかして助けたい、守りたいという
その気持ちが切なくて...
なんか私まで泣きそうになる〜 カブリエル〜!
では最後に歌詞を載せておきます。
『カブリエル白書』 歌詞
指先をつかまれて 簡単に落ちたなんて
“らしくない” な
心までつかまれた はじまりは
暑い熱い夏のある日
なめらかなそのボディ すべるようなライン
悩ましいそのフォルム
いじらしい お前の名前はカブリエル!
冬を越えられない 無常すぎる 運命に
冷静(クール)なフリしても
Ah 焦ってる 焦ってる なぁ 嘘やろ? 嘘やろ?
でも 真実 現実 事実 ('Cause you are the KING of SUMMER)
部屋の温度は 25℃がベストや
適度に加湿 霧吹きは必需アイテム
ひと夏だけの 儚い存在だって
出来る限りの力でお前を守りたい
いたずらに急ぐなよ? ひたむきな 可愛い 可愛い 可愛い奴だ
帰り道 急ぎ足 淋しげに 胸に迫る秋の予感
プロテイン入りのゼリー
高タンパクがポイント
バナナもいいらしい
栄養管理は完璧(パーフェクト)
それでも 移りゆく季節に 誰もが皆 逆らえぬ
止まり木を見つめて Ah 祈ってる 祈ってる
でも わかってる わかってる 今
終わってく 終わってく SUMMERTIME
小さな部屋で 共に過ごした時間
ひとつひとつが こんなにまでいとおしいから
俺を泣かせちゃ 罪なカブトムシやで
出来る限りの力で一緒にいたいから
大丈夫やで カブリエル 友香里は ああ言っとったけど
お前は絶対 冬越えられるから 俺が守ったる
気まぐれとか戯れと呼ばれても 大切だから
大切にする それだけやで
ひと夏だけの 儚い存在だって
出来る限りの力でお前を守りたい