地球は生きている
俯瞰して見ると、これまで気づかなかった違う角度から
広い視野で物事を捉えられたということがありませんか?
写真は国際宇宙ステーション(ISS) から見る地球の姿。(Aug. 27, 2018)
NASAの宇宙飛行士であるRon Garan氏は、宇宙で過ごした経験は
人生観や価値観を大いに変えてしまうほどであったと語っています。
地球の想像を超えるほどの美しさに畏敬の念を覚え、自分もまた地球の一部で
あることに気づかされたと。
そして、人間がいかにこの美しい星の自然に影響を与えているかということを。
「宇宙から地球を見下ろすと
言葉にできないほど美しい地球の姿が見えるのです。
地球が呼吸している生物のように
またそれと同時に、はかなくも見えるのです」
このようなコメントのほかに
「自分たちの言動について
その影響を長期的、大局的に考えること。
高度な共感 (elevated empathy) が必要ということです」と語っています。
宙にふわっと浮いているように見えるたった一つの、かけがえのない星。
外側からの視点で、自分のホーム『地球』を見るときの気づき。
宇宙空間に滞在したことのある方たちは、このような視点に目覚める方が多くいて
これは Overview Effect 日本語に訳すと「概観効果」といいます。
自然や環境保護の活動に熱心になる方もいるそうです。
また、Break-off Effect 「ブレイクオフ効果」という
地球から切り離されたような恐怖、現実世界から遠ざかるような不思議な感覚
を体験している方も多くいるそうです。
これはまさに地球はひとつの生命体。
人間は地球という生物の一部であることの証明ではないでしょうか?
overview のイメージ
https://overviewinstitute.org/
写真は、見ているこちらもドキドキの船外活動(Aug. 27, 2018)
早朝の薄暗いときや夕方に空を見上げると
国際宇宙ステーション(ISS) が見えることがありますよね。
さまざまな国のコラボレーション、国際協力で宇宙空間に打ち上げられた人工衛星。
全長は100m位。地上から400km位の高度で地球の周りをまわっています。
この人工衛星自体が光を放っているわけではありませんが、太陽の光を
受けているときには一等星ほどの明るさで輝いて見えます。
星のような光が、すーーっと動いていくように。
地球を90分で1周、1日で16周という猛スピードです。
写真は国際宇宙ステーション(ISS) から見る地球の姿。(Aug. 27, 2018)
広大な宇宙から見たら、私たちは本当に小さな生物なんですね。
私は国際宇宙ステーション(ISS)の映像を見るのが大好きです。
美しい地球の姿を眺めているうちに、リラックスして落ち着きます。
夜、眠りにつく前に見るのもいいですね。
お読みいただきありがとうございます。
今日という日にまた信念を新たにして
気持ちがリフレッシュできますようにお祈りします。
nina